5月11日(金)にかごしま県民交流センターにて「IoTの実例と見えてきた課題点、そしてこれから」と題してセミナーを開催致しました。
https://kagosec.net/lp/20180511/
講師には、株式会社神戸デジタル・ラボからIoTスペシャリストの中西波瑠氏、セキュリティソリューションのスペシャリスト マシス・ザッカリー氏、村島正浩氏をお招きし公演していただきました。
会場には、企業の担当者ら約50名が参加し、IoTの導入やセキュリティ対策に向けた課題を学びました。IoTの実例を紹介した中西氏はIoTビジネスの開拓方法として大事なのは「思いついたら、迷わず作る」企画書などの資料より、プロトタイピングファーストが大事とのお話がありました。
今後IoT機器を使ったビジネスが増えてくる一方で、手軽にコーヒーを淹れられるコーヒーメーカへの攻撃検証動画などを例に村島氏はリスクへの対処はまず「定期的な脆弱性診断や脅威分析が必要」とご説明いただきました。
近年急増のサイバー攻撃の傾向を数値でわかりやすく解説してくださったザッカリー氏からは「今後、日本のセキュリティレベルの向上には木を見るのではなく森を見て、将来的な発展につなげてほしい、不安に思ったときは、まずセキュリティ専門家に相談してください」とのお話がありました。
当日の様子は南日本新聞様にも記事にしていただきましたが、参加者は特定の分野の企業ではなく、産官学すべて揃っていたということもありまして、IoTはやはり注目度の高いものであると実感しております。
今後はIoT機器はとどまることなく増加していくでしょう。
そういったときに、セキュリティ対策が行われていないのと、それが世界的に大きな脅威となりかねないのと同時に、ビジネス上のリスクになる可能性もあり、会社の倒産を招きかねません。そういったリスクと実例をふまえて学んでいただきたく今回は開催いたしました。
今後も皆様にとって有意義なイベントを継続して実施していく予定ですので、
引き続き宜しくお願い致します。